「Google広告のレポートに出てくる gclid って何?」「LINEを挟むと gclid が消えて計測できない」——Google広告でLINE友だち追加や購入を計測しようとすると、必ず出てくるのがクリックID(gclid)の話です。
本記事では、gclidとは何か、どう付与・取得されるのか、そしてLINEを挟むと消える原因と対策までを基礎から整理します。
結論:gclidは「Google広告クリックの目印」、消えるのはドメイン遷移が原因
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| gclidとは | Google広告のクリックを識別するパラメータ |
| 付与される場所 | 広告クリック後に着地したページのURL |
| 取得方法 | 着地URLから読み取り、Cookie/サーバーに保存 |
| 消える主因 | LP→LINEなど別ドメイン遷移・自動タグ設定オフ |
gclid(Google Click Identifier)とは
gclidは、ユーザーがGoogle広告をクリックして遷移したとき、GoogleがランディングページのURLに付与する識別子です。
https://example.com/lp?gclid=XXXXXXXXXXXX
この値を保存しておくことで、後から発生したコンバージョン(友だち追加・購入・予約)を「どのGoogle広告クリック由来か」と紐付けられます。Yahoo広告の yclid、Meta広告の fbclid と同じ役割です。
gclidの取得方法
基本は次の流れです。
- Google広告側で自動タグ設定(auto-tagging)を有効にする(着地URLにgclidが自動付与される)
- 広告クリック直後の着地ページで、URLの
gclidを読み取る - その値を Cookie やサーバーに保存する
- 後続のコンバージョン発生時に、保存した gclid と突合する
ポイントは、「着地した瞬間に保存しておく」こと。後続のアクションが別環境で起きる場合、着地時に取り損ねると取れません。
なぜgclidは「消える」のか
LINE計測で最も多いつまずきがこれです。
原因1:別ドメインへの遷移
LP(自社ドメイン)→ LINE(lin.ee / line.me)のように別ドメインを挟むと、URLのgclidは引き継がれず消えます。LINEのURLはリダイレクトを経由するため、手動でパラメータを付けても途中で破棄されます。UTMが消えるのと同じ理由です(参考:LINEでUTMが消える原因と3つの解決策)。
原因2:自動タグ設定がオフ
Google広告の自動タグ設定が無効だと、そもそもgclidが付与されません。計測の前にまず設定を確認しましょう。
解決策:着地で保存し、サーバー側で突合する
gclidが消える環境でも計測を維持するには、次の設計が有効です。
- 着地時にgclidを保存:LINEへ遷移する前に、LP上でgclid(とyclid/fbclid・UTM)をCookieに保存
- LINEのイベントをサーバーで受信:友だち追加などをサーバー側で受け取る
- 突合してGoogleへ返す:保存したgclidと突合し、サーバー直送方式(GA4のMeasurement Protocol)でGoogleへ送信
これで、LINEを跨いでも「どのGoogle広告クリックがCVに繋がったか」を返せます。Google広告連携の具体手順はGoogle広告とLINEを連携する完全マニュアルで解説しています。
Linetraceはgclidを保持してGoogle広告に返す
Linetraceは、LP上でgclid(およびyclid / fbclid)とUTMをCookieに保存し、LINEの友だち追加イベントとサーバー側で突合して、Googleへサーバー直送方式(およびMeta CAPI・Yahoo CAPI)で送信します。
- 着地時に3媒体のクリックIDをまとめて保持
- LINEを跨いでもサーバー側突合で計測を維持
- 計測タグは GTMにタグを1行追加するだけ
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