「Meta広告でCAPIを設定して」「CAPIを入れると計測が安定する」とよく聞くものの、コンバージョンAPI(CAPI)とは結局何なのか、Meta・Google・Yahooで何が違うのかは整理しづらいテーマです。
本記事では、CAPIの基礎、なぜ今必要なのか、そして媒体ごとの違い(特にGoogleは仕組みが異なる)と選び方を、わかりやすく解説します。
結論:CAPIは「サーバーから送る」計測、Googleだけ呼び方が違う
| 媒体 | 呼び方 | 仕組み |
|---|---|---|
| Meta | Conversions API(CAPI) | サーバーから直接送信 |
| Yahoo | Yahoo広告 コンバージョンAPI | サーバーから直接送信 |
| (CAPIではなく)Measurement Protocol | サーバー直送方式(GA4経由) |
「サーバーから送る」点は共通ですが、Googleだけは厳密にはCAPIという名前ではなく、GA4のMeasurement Protocolを使ったサーバー送信です。本記事ではGoogle分を「サーバー直送方式」と表現します。
コンバージョンAPI(CAPI)とは
従来の計測は、ユーザーのブラウザに置いたタグ(ピクセル)がコンバージョンを検知し、広告媒体へ送っていました。CAPIは、この送信をサーバーから直接行う仕組みです。
- ブラウザタグ:ユーザー端末から送る → Cookie制限・広告ブロックの影響を受ける
- CAPI:サーバーから送る → ブラウザの制約を受けにくい
なぜ今CAPIが必要なのか
iOS SafariのITP(最長7日でCookie削除)や広告ブロックの普及で、ブラウザタグだけでは計測が取りこぼされるようになりました。CAPIを併用すると、広告の自動入札に必要なコンバージョンを安定して届けられ、最適化が効きやすくなります。ITPの詳細はiOS Safari ITP環境でLINE友だち追加を計測する限界と対策を参照してください。
媒体ごとの違い
Meta(Conversions API)
最も普及している「CAPI」。ブラウザのPixelとCAPIの両方を送り、重複を除外(デデュープ)して使うのが標準です。設定手順はMeta広告でLINE友だち追加をコンバージョン計測する方法で解説しています。
Yahoo(Yahoo広告 コンバージョンAPI)
Yahoo広告もサーバー送信に対応。クリックID(yclid)を保持して突合します。詳しくはYahoo広告CAPI連携|yclidでLINE計測、yclidの仕様はYahoo広告のクリックID(yclid)とはへ。
Google(サーバー直送方式=Measurement Protocol)
Googleは厳密には「Conversions API」という名称ではなく、GA4のMeasurement Protocolを使ったサーバー送信です。混同しやすいので、本記事・弊社では「サーバー直送方式」と表現します。
タグは不要にならない(CAPIは補完)
よくある誤解ですが、CAPIはブラウザタグの置き換えではなく補完です。多くの媒体がタグとCAPIの両方からデータを受け取り、重複除外して使う設計を推奨しています。タグは残したままCAPIを追加するのが基本です。
LINE経由のCVをCAPIで返すには
LINEの友だち追加やLINE経由のWeb購入は、ブラウザタグでは捕捉できません。CAPIで各媒体へ返すには、次の前提が必要です。
- LP上で広告クリックID(fbclid / gclid / yclid)を保持
- LINEのイベントをサーバーで受信
- 突合して各媒体のCAPI(Googleはサーバー直送方式)へ送信
なぜブラウザタグだけでは届かないのかはGA4でLINE友だち追加・LINE経由CVが計測できない理由と対策で詳しく解説しています。
Linetraceは3媒体のCAPIをまとめて担う
Linetraceは、LP上で広告クリックIDを保持し、LINEのイベントとサーバー側で突合して、Meta CAPI / Google(サーバー直送方式)/ Yahoo CAPI へまとめて送信します。媒体ごとの呼び方や仕組みの違いを意識せず、LINE経由のCVを各媒体に返せます。
- 計測タグは GTMにタグを1行追加するだけ
- 3媒体(Meta / Google / Yahoo)に対応
- 既存のタグ(Pixel・GA4)はそのまま、CAPIを補完として追加
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